
筒井優太(国際経営学部)
2024年10月5日
— 学生たちが社会課題解決に挑む—
2024 年10 月5 日(土)、中央大学の学生団体「Nexus Chuo」が主催し、SPK 株式
会社の協賛のもと「2024 NEXUS ビジネスプランコンテスト」が初めて開催されま
した。本コンテストは「社会課題解決型ビジネスプラン」をテーマに掲げ、学生が実
社会の問題に対してビジネス の視点から解決策を提案する貴重な機会を提供しました。
Nexus Chuo は2024 年に設立され、企業と学生を結び、未来のビジネスリーダー育
成を目指しています。今回は意欲ある2 年生と3 年生の有志が運営を担当しました。
SPK 株式会社の協賛と審査員
コンテストには、東証プライム市場に上場している自動車部品業界のリーディングカ
ンパニー、SPK 株式会社が協賛し、同社の代表取締役社長である沖 恭一郎氏をはじめ
とする各界の専門家が審査員を務めました。審査は「独創性」「社会的重要性」「実
現可能性」の3 点に基づき、各チームのビジネスプランが評価されました。
受賞チームの紹介
- 1 位:「サスベジ」 - 廃棄予定の規格外野菜を活用し、消費者がエコ活動に参加でき
るアプリを提案。食品ロス削減とエコ活動への参加を促すビジネスモデルが評価され
ました。

- 2 位:「吉村太陽」 - 観光客を分散させるシステムで、オーバーツーリズム解消を目
指す提案を発表。京都など混雑が問題となる観光地での実現性が高く評価されました。

- 3 位:「Glomac Next Leaders」 - 環境負荷軽減のため、マイボトルに飲料を提供
する自動販売機「OutServer」を提案。持続可能な社会づくりに貢献する新しいアイ
デアが注目されました。

各チームの発表内容
Wanap
「文化・芸術をテーマにしたゲーム感覚で学べる学習アプリ」の提案をしてくれたの
はWanap チーム。彼らはトップバッターとして堂々と発表を行い、聞き手を惹きつ
けるプレゼン力が光りました。この事業は、子供たちの興味や好奇心を大切にし、学
校や塾では得られない感性を育むことを目指しています。特に、子供たちが直面する
格差問題の解決に向けて、より良い環境を提供したいという強い思いが込められた事
業でした。
GLOMAC Next Leaders